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弁理士受験する人のなかには、独立、起業を前提に合格を目指す方は多いのではないでしょうか。成功すれば一般企業、特許事務所等で勤務するよりも高収入が期待でき、弁理士で年収1,000万円はもちろん2,000万円、3,000万円も可能としています。
しかし試験合格した方の全てが独立しているわけではなく、一部としているのが現状です。ここでは弁理士独立開業、起業におけるメリット、デメリットをまとめていますので、参考としてご覧下さいね!
弁理士独立で成功するためには、顧客を獲得することが必須となります。そのため営業など人と接する仕事をしていた方は、一歩リードして交渉、契約することが期待できます。コネクションをもつことで、業界における人望も厚くなり、クライアントを増やすことができます
クライアントのなかには、特許出願の際に英語でやってくれといった依頼も少なくありません。会話というよりも文法、単語が重要で、少し間違えただけでニュアンスが異なりますので、英語力もつけておきたいスキルとなります。
弁理士として特許事務所を開業するにあたり、最初は3,4年どこかの企業、特許事務所で社員として働き、その後、独立するというパターンが一般的です。起業を前提にしているなら、実務経験をたくさんこなしながら、コミュニケーション力、英語力を磨くことで、後々、独立した際に活かすことができます。
事務所を借りる資金がなければ、まずは軌道にのるまで自宅開業でもパソコンがあれば十分、業務をこなすことができます。そのため多額な借金を背負って独立するわけではありませんので、失敗した場合のリスクが少ないのも魅力です。またクライアントが少なく、収入が少ない場合は、勤務弁理士としてどこかの企業、会社で働くことができますので安心です。
弁理士は「知的財産」を扱う専門性が高い事項について国に登録を行う専門家として、職務領域を保障された資格となっています。そのため資格取得者だけが業務をおこなうことができるため、士業できる人が限られています。各地に開業する弁護士や税理士、司法書士事務所などに比べれば、特許事務所を開業する人は少なく、弁理士は恵まれている環境のなかで成功する確率も高くなります。
大手企業の場合は既に提携している特許事務所がいますので、開業したての個人事務所の場合、中小企業、ベンチャー企業に狙いを定める必要があります。また、すべての会社が弁理士を必要としているわけではありませんので、交渉する以前に断られることは珍しくはないようです。顧客を確保できず、数年後に断念する人も少なくないようです。
弁理士は独立開業しやすいのが特徴で、必ず成功できる士業でないことも頭に入れて、起業を決断する必要があります。そして、近年では仕事の安定を求めて企業の知的財産部で働く、特許事務所に勤務するなど、独立する事だけが弁理士の在り方ではありません。
しかし、独立して成功したいと考え、夢を実現するのもそれはそれで悪くもなく、失敗したとしてもやり戻すがきくのも弁理士の魅力です。そこで家族の大黒柱として安定した収入を得るため勤務弁護士経験を積むのも良し!また、家族の理解が得られるのであれば独立するのも良し!そして一人身であればチャレンジするのも良いでしょう。せっかく努力して勝ち取った資格ですので、人生のなかで十分に活かすことができれば本望ではないでしょうか。